Turtle English by Yoshi

POPとROCKで英語を楽しむバイリンガル英語講師!

海外でサッカーをするために必要な英語!あの英語は実は通じない!?【元サンフレッチェ広島JYの英会話講師が教えるサッカー英語】

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Yoshiのサッカースクール(アメリカにて)

 

Hi everyone! It's time for TEY!!!

 

 

今日は「海外でサッカーをするために必要な英語」について紹介していきます!!!

 

 

私は英語講師になるよりずっと前からサッカープレーヤーです。2歳の頃にサッカーを始め、今ではもう20年以上サッカーをしています。高校までは日本のトップレベルでプレーしていて、英会話講師としてのキャリアより全然長いです。

 

そして海外でサッカーを指導していた経験があり、サッカーをするために必要な英語をそこで学びました。

 

今やサッカー業界もグローバル化して、チーム内に外国人がいることが当たり前になってきています。そして海外でサッカーに挑戦しようとしている人も多いでしょう。

 

そんな人たちのために、知っておいた方がいいサッカー英語をいくつか紹介します!日本では当たり前のように使われている英語が海外では通じなかったりするんです!

 

 

① キーパーの呼び方

日本で一般的にゴールキーパーの事は、「Keeper」(キーパー)と呼びます。しかし、英語では、「Goalie」ゴーリー)というのが一般的です。もちろん「keeper」でも通じますが、これを知らないと少し困惑することがあるでしょう。

 

 

② ポジションの呼び方

ポジションの呼び方が英語だと異なる場合があります。例えば日本でボランチというと、ディフェンシブなミッドフィルダーのイメージがありますが、アメリカでボランチは通じません。ボランチはそもそもポルトガル語からきています。英語では、「Anchor」(アンカー)というのが一般的です。オフェンシブなミッドフィルダー「Attacking Midfielder」(アタッキングミッドフィルダー)って言ったりします。

 

またフォワードの事を日本ではよく「トップ」と言いますが、トップは実は通じません。

英語では「Striker」(ストライカー)、「(Center or Second) Forward」(センターもしくはセカンドフォワード)、「Number Nine」「9番」などと表現します。

 

 

③監督の呼び方

日本では監督とコーチに明確な区別があります。しかし、英語では実は特に区別がないんです。監督の事を皆んな普通に「Coach」(コーチ)と呼びます。区別をつける場合は、監督を「Head Coach」(ヘッドコーチ)と呼んだりします。

 

 

④ 点を取った時

得点した時、日本では「彼が点を取った、彼がゴールを決めた!」なんて言いますよね。これを直訳すると、「He got a point, he decided a goal!」などよく分からないことになってしまいます。英語では一般的に、「Score」を使います。スコアというと名詞のイメージが強いですが、英語ではこれを動詞として使うことができます。

 

したがって

「彼が点を取った!」=「He scored!」

になります!めっちゃシンプルですよね!

 

 

⑤リフティング

リフティング=「Lifting」は、“手で持ち上げる”というイメージがあるので、英語ではウェイトリフティング(重量挙げ)の事を指します。サッカーでリフティングとはあまり言いません。一般的なのは「Juggling」=(ジャグリング)です。ジャグリングというとサーカスのイメージがありますが、サッカーのリフティングもジャグリングって言うんです。

 
また、「juggle」は動作ですので、そのまま動詞として使うことができます。

 

リフティングできる?

=「Can you juggle?」

 

リフティング上手?

=「Are you good at juggling?」

 

となります!

 

 

⑥ 集合!

サッカーに限らずチームスポーツで、コーチが選手たちを「集合ー!」といって呼びかけてるのよく見ますよね。これも英語特有の言い方があります!

 

「Bring it in!」

 

って言うんです!私も最初何を持っていけばいいんだろうと思っていたんですが、これが「集合ー!」の意味なんです!

 

 

⑦ 相手

相手チームや敵チームの事は英語でなんて言うんでしょうか?1番一般的なのは、

 

「Opponent」です。

 

これはシンプルに相手を表します。

 

相手は自分よりはるかに上だった。

=「The opponent was much better than myself. 」

 

 

ただ状況によっていろんな言い方をします。

例えばチーム分けの最中に、彼はどっちのチームだっけ?ってなったら、

 

「He is on the other side!」=彼は相手チームだ

 

なんて言ったりします。

 

 

⑧ サッカーとフットボール

そもそも「Soccer」自体、人や地域によっては「Football」と言います。どちらを言われてもサッカーだという認識を持っておくことが大切です。日本ではサッカーということが多いですよね。ただイギリスを中心にヨーロッパでは「Football」というのが一般的です。スコットランド人の友人に「Soccer」と「Football」の違いについて聞いたことがありますが、「Soccer」と聞くと、アメリカ人がやっているレベルの低い「Football」というイメージがあるそうです。確かに、ワールドカップを見てても強いのはヨーロッパですよね。アメリカで「Football」というとアメリカンフットボールがメインですから。

 

 

さて、今回はサッカーで混乱しやすい英語をいくつか挙げましたが、日本人が当たり前に使っている和製英語が通じない例が他にもたくさんあります!知っておくだけでネイティブと会話をするときに変な齟齬が無くなって便利です!

 

これからもサッカーネタどんどん発信していきます!