Turtle English by Yoshi

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【日本人が英語が話せない理由とは!?】Turtle English By Yoshi

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Hi everyone! 
It's time for TEY!(Turtle English by Yoshi)

 ※長いのでこれからは略していきます(笑)

 

今日は日本人が英語が話せない理由について考察していきたいと思います。

 

 

私はアメリカのESLのような、いろんな国の人が一緒に英語を学ぶ環境に身を置いたことがあります。そこには韓国人、中国人、スペイン人、フランス人、ブラジル人、カンボジア人、タイ人など、もうあらゆる国の人がいました。

 

そこで私は現実を突きつけられました。

 

ブラジルやフランスなど、日常的に第二言語として英語を使う国の人たちが英語をスラスラと話せるのは当たり前な気がしますが、他の人たちも最低限自分の言いたい事は言えるだけの英語力をもっていたのです。そんな中、なかなか彼らのように会話に入っていけないのが日本人でした。

 

中学高校と最低でも6年は英語を勉強している日本人がなぜこれほど英語が話せないのでしょうか?

 

それは日本の英語教育、文化、環境などの特徴に原因があるからなんです!

 

 

⑴日本の英語教育の問題

これについては様々な教育関連の組織で語り尽くされていますが、文法中心の授業や筆記テストを目的とする英語教育は、日本人の英会話力の低さの根本原因だと思います。いくら文法を体系的に学んでも、教科書を暗記するだけで出来てしまうリーディングのテストをしても、それをアウトプットしなくては英語は話せません。

現在、スピーキングを含めた英語4技能試験が導入されましたが、私たち社会人はもう学生に戻ることはできません。未来の子供達に希望を持ちましょう!

 

 

⑵英語と日本語の違い

英語と日本語は起源も歴史も言語構造もまったく異なります。英語はラテン語の影響を強く受けているので、ラテンから派生した言語(スペイン語)などとは非常に近い言語です。なのでそもそもスペイン人が英語を学ぶのと日本人が英語を学ぶのとではスタートが違うんです。英語には日本語にない発音がたくさんあります。そして文法構造も全然違います。中国語も発音は英語とまったく違いますが、文法構造は似てる部分があります。日本人が英語を学ぶことは、カメとウサギみたいなものなんです。

 

 

⑶文化的ディスアドバンテージ

日本には日本特有の文化がたくさんあります。日本において謙遜であること、控えめでいること、和を大切にすること、空気を読むことなどはしばしば美徳とされます。しかしこの文化、言ってしまえば日本人の性格が英語上達を妨げます。アメリカ人を初め外国人の多くは、自己主張が日本人よりはるかに強いんです。グローバルミーティングなどを経験した人なら分かるかと思いますが、自分の思ったことは皆んなバンバン言います。誰が何回発言したかなんか気にしません。日本人が周りに気を遣って発言を控えてる間に、皆どんどん英語を話していきます。日本人の特徴を否定する訳ではありませんが、こと英会話習得に関しては、自分を積極的に表現する強さが必要です。

 

 

⑷文法知識からくる自己検閲

日本人は文法に強いということは先に言いましたが、その文法に関する正確な知識が時に発話を邪魔するんです。いざ英語で何かを言おう!となった時に、日本人はスラスラっと話せない印象があります。「彼のお兄さんはサッカーが上手ですか?」と聞きたい時、「Do your bro...あれ?三単現だからDoesか、Does your brother...plays...ん?sいらいか、Does your brother play soccer...ん??上手ってなんて言うんだ??」となる訳です。こうして日本人が悩んでるうちに、隣でブラジル人や中国人は「Do your brother play soccer well?」とか「Dose he good at soccer?」などとサラッと言うんです。彼らに自分の言ってる事のどこのどの部分が間違っているかなんて認識はありません。自分の知識の範囲内で英語という言語を話してるんです。この場合、正確には「Is your brother good at soccer?」になりますが、これが「Do your brother」でも「Does he good」でも、何でも普通に通じるんです。英語は寛容性が高く柔軟な言語です。少々文法や単語が間違ってても何となく通じることがほとんどです。だから文法があーだこーだと考える前にとりあえず思ったものをパッと言ってみればいいんです。中には「俺は完璧な文法で英語が話したい」という人もいるかもしれません。しかし!間違った文法でもスラスラ話せない人は完璧な文法でも話せません。まず間違っててもある程度のテンポで話せるようになって、それから細かい文法のミスを修正していった方が効率がいいんです。

 

 

 

 

ここまで日本人が英語が話せない理由をネガティブに話してきました。

 

 

 

しかし!!!

 

 

 

大逆転のチャンスもあるんです!!!

さっき日本人が英語を学ぶことはカメとウサギだと言ったのには理由があります。

英語を学び始めた頃は、他国の人に比べて劣っているようにかんじるかもしれません。でも英語を習得して、ある程度のレベルで英語を話せるようになった時、日本人の英語ってとっても綺麗なんです!

 

先ほどスペイン語と英語は近いのでスペイン人は有利だという話をしました。それはそうなんですが、発音が似ているだけに、スペイン語っぽい発音で英語を話しても、通じてしまうんです。Spanish Accentと言いますが、彼らは母国語の強いアクセントで話しても問題はなく、それを直す必要もないんです。だから話せばすぐ、あっスペイン出身なんだなと分かってしまいます。

 

日本人はそうはいきません。母国語のアクセントのまま話してしまうと英語が通じないんです。Rice(ごはん)をLice(シラミ)、Think(考える)をSink(沈む)と言ってしまうと大変なことになります。

 

だからアクセントをきちんと矯正しなければいけないんです。でもそれができた時、日本人の英語はすごくきれいで、ネイティブと間違えられることもあるんです!!!

 

このTurtle Englishは、カメのようにコツコツやっていればいつかウサギにも勝てるという意味も含まれているんです!(ほんまかいな!笑)

 

 

今日は日本人が英語を話せない4つの理由について話しましたが、これらを知っておくと、英語を勉強するとき、海外の人と関わるときに何か気づくことがあると思います。ぜひ役立ててみてください!

 

Plese remember Jpanese is much harder than English!!!Lol

Let's be turtles!!!